日本人であること

人質をとられましたね。
予想はついていました。そういう場所なんだろうと思ってます。

これは宗教批判でもなんでもありません。

ただ、世界中が○○人であること　に拘っているのだと改めて感じました。
その人の思想とか意思とか関係なく、彼等は日本の民間人だから拉致されたのです。
日和って星51個の国に賛同し、そこに正義があるかも解らないまま選んでいった結果。
そんな国に生まれたと諦める方が楽なのか、戦ってでも更正する方が楽なのか。

疑わしきは罰せず、という言葉があるのに、疑わしいだけでイラクに攻め入ったのは事実。
その後大量破壊兵器が見つからなかったのがアメリカの敗因。
大国だから何をしてもいいという事にはならんでしょう。
日本も大国に列強した気になって着いて行ったからこうなったんだと思うのです。
長いものにまかれたんでショが。
以前小泉くんが「テロには屈しない」と言ってたので自衛隊は撤退しないように思います。（それは根本的解決じゃないし）
人の血の上にしか平和が作れないならそれで作ればいい。その代り人質を交換しろ。
自衛隊派遣に賛成した人が人質になれ。賛同した人がイラクへ行け。
今、人質になってる人達は赤い絨毯の上を行ったり来たりする税金泥棒よりもずっと現地を知ってる人達です。
遠い処から言いたい事を言い、勝手気ままに決めた人は責任を取れ。
そんな憤りを感じる。
こんな場所で何言っても説得力ないけどな。

そういう自分は日本人ではない。日本でずっと暮らしているけど戸籍は英語圏。でも文化は日本で学んだものばかり。
こういう時に自分は何人だろうと思う。

国ってなんだろう？
自分の国にいたままで、よその国のことは解らないよ。そこに行って感じてみないと本当の良さも悪さも解らない。
外国にいると日本の良さを感じるけど、帰ってくると日本の悪さを感じる。
政治のニュースはいつも後手後手な感じで、今回の事も飽きれたり憤ったり、でも仕方ない、と思ったりもする。
国の無責任さを突つきながら、自分の無責任さにも嫌気がさす。

どの時代にも世界征服をしたがる人はいるもんだ、とある人はいった。
力を持たない民衆はただ唖然として事態を見送るしかないのだろうか。


まとまらないなぁ。